それはステイタスでもプレステージでもない。
直感を刺激するスピリチュアルな鼓動。
ナセルのカスタムが施されたハーレー・ダビッドソンに跨った時に感じるこの不思議なときめきは何だろう?
繁栄と荒廃に彩られた激動の20世紀が幕を閉じ、新たな千年紀が扉を開こうとする節目の年西暦2000年、現チーフメカニック兼代表の酒井敏之が群馬県高崎市にあった鉄工所跡地のガレージに工房を構えたことによりナセルは産声をあげました。
以来10余年、事業の拡大や廉価マシンの大量販売戦略などとは一線を画した姿勢を頑なに守りつつ、ただひたすら「良いマシンを!」「誰もが振り返るような美しいマシンを!」と、決して妥協を許さない造形美へのあくなき探究に挑戦し続けてきました。その結果、ただ単にアメリカンを模しただけのカスタムとはまったく異なったアプローチで、画期的なプロダクツを次々と世に送り出し、カスタム・ハーレーを愛する多くの人達に愛されるショップへと育ちました。
夢、情熱、そして自由と開拓の精神。
これからも私たちは、人生の相棒としてハーレー・ダビッドソンに愛情を注ぐ多くのバイカー達のために、その造形美への飽くなき探求の手を緩めることはありません。